2014年2月13日木曜日

終えて

鑑賞後、二つのグループに分かれて対話・感想の共有をしてもらいました。
途中シャッフルをおこない、計40分話し合ってもらって出てきた色々な意見をまとめると、
「日々の暮らしの大切さ」が共通の想いとして浮かび上がってきました。

大切にしたいもの、
自分ができること、
それらは日々の暮らし、生活の中にあった。

話し合いでは以下のような声があがりました。
「オキュパイ運動の場にはじっくり考える時間はあるのだろうか。果たして何が生まれるのか疑問。
祭り的なものに見える。
デモは欧米のシステムの中での表現方法であって、それを日本でおこなうことには違和感を感じる。日本的なやり方があるのではないか。
全国同時多発的味噌仕込み。
対話の場が作られたところに面白みを感じた。
映画の中で象徴的に言われていた「危機をラブストーリーに変えるには?」という言葉をどういうことなのかと考えた末「ラブストーリーから始める」というところに落ち着いた」
等。

「危機をラブストーリーに変える」のではなく「ラブストーリーから始める」という視点は、
アメリカ的なものと日本的なものの姿を表しているようで面白いと感じました。
都会と田舎、中央と地方、自分を取り巻く状況の中で、
同じ方向を向いているはずの者たちがやれることの優先順位は環境によって変わるのだと思います。

貴重な時間とお金を使って参加してくださったみなさま、ありがとうございました。
学ばさせていただいたことを次回の「間」に活かせるよう、日々の暮らしから始めます。


映画の感想
・反抗、抵抗の物語の先、具体的なビジョンや答えをもっと表現して欲しいなと思いました。エッセンスが詰められていて良い映画でした。
・アラブの春への評価とかいろいろあるとは思ったけど、人とのつながりとか暮らしとか、大切にすべきものははっきりしてるなーとあらためて思いました。小さなタールサンドみたいなことは身近にもあるよね。しかしあれはひどいな。
・何となくイメージしていたものでした。
・経済中心の社会が抱かえる課題について再考する機会になりました。自分はどういう暮らしをしたいのか?子供達に残したい社会はどんな社会か?大事なテーマかと思いました。
・少し国の違いもあり難しかったです。でも行動を起こすことが大切だと思います。
・難しい内容だったけれど、LOVEからはじめること。デモ(占拠)の中にも対話があることなどが印象的でした。
・これを日本でどういうように広げていけばよいのか?ほんの一部の富裕層(1%が世界の富の40%を得ていること)にびっくりしました。この現実を少しでもみんなに知ってほしいと思いました。
・人の営みについて考え感じる良い機会でした。


上映会の感想
・映画を見ただけでは自分のまとまった考えは特に浮かばなかったけれど、みなさんと話し合うことによって何かが見えてきたと思います。鑑賞後の話し合いがなければ手抜きな印象だったと思うと、いい会だったと思っています。
・対話の中での暮らしの中の「思いやり革命」。味噌仕込みの同時多発的展開などラブストーリーから始めるアイデア面白い!
・その後の話し合いがとっても楽しかった。家の人以外とこういう話が出来たのがとても新鮮で刺激的だった。
・いつも通り、あたたかくていいイベントでした。美味しいものがあるのはいいなあ。
・共有の時間が充実した気持ちになれました!同じ想いを持つ方が存在することを確認できるだけで気持ちが満たされます。雰囲気もとても好きです!
・共通の思い、考え方の人との出会いがあったと思います。それぞれ違うのだろうけど、大きな方向性は同じと感じました。
・とても暖かく、色んなお話が出て有意義でした。
・古民家のあったかい雰囲気の上映会で、対話/ふりかえりの時間もすてきでした。
・人の営みについて考え感じる良い機会でした。
・欲を言えば、もっと後藤さんのお話を聞きたかったです。


その他ご自由にお書きください
・こういう場をつくってくださる主催者の方を尊敬しますし、感謝します。これからも素敵な場をつくってくださるのを楽しみにしています!
・初めて参加させてもらいましたがとても良かったです。これからもよろしくお願いします。
・こういう場が長く続きますよう願っています。


参加してくださった人 9名